皆さんこんにちは!!西東京店のTでございます!!!

今回は前回書いた序章の続きで御座います!!

今回は画像もちゃんと使って行きます!!笑

前回の記事が気になる方はコチラへ!!

前回はS2000に搭載されていたF20CとF22Cについてと、【VTEC】とI-VTEC】の違い更に珍装備【VGS】についてお話させていただきましたが今回はS2000の【ココがスゴイ!!】と【ダメなところ】についてお送りさせていただきたいと思います!!

それではまず今回このブログに協力してくれたお車は(協力するとは言われてない笑

最近入庫してきた走行距離少な目なAP1君で御座います!!笑

S2000 AP1 AP2

このAP1なんと走行距離のほうが19000KMちょっと・・・

こんなスーパー珍しいAP1はほとんどいないと言っても過言では御座いません。

そんなAP1くんを僕が入庫チェック中にお写真の方を撮らしてもらいまして今回のブログに写真を載せることができました笑

では始めて行きたいと思います!!

まず最初に【ココがスゴイ!!】からです!!

すごいポイントその①】純正エアクリーナのレイアウトがほかの車より理想的な位置で組み込まれている!!

と言われても意味がわからないかもしれませんが、S2000のエアクリーナーの純正レイアウトはどの市販車のレイアウトよりも完成度が高くよく空気が吸える位置にダクトがいて効率よく空気が吸えるので純正でもぜんぜん問題なしです!!

エアクリーナについてはコチラのほうが詳しく書いておりますのでよかったらご覧になってください!

それにレース業界でもS2000の純正エアクリナーは評価されており、過去には純正エアクリーナとレイアウトのままのチームもあったほどです。

後これは僕のちょっとした考えなのですが、ingsや無限のエアクリ部分に穴が開いてるフロントバンパーなんかも装着されると更に吸入効率が上がるのでお勧めですね!

s2000その2

 

すごいポイントその②】純正なのにアライメントのセッティング幅が広い!!

そうなんです!S2000は普通のクルマとは違いタイロッドでのトー調整の他にロアアームの前後には偏心カムが備わっていて前側のロアアームの偏心カムを回すとキャンバーが変わり、後ろの偏心カムを回すとキャスター角(直進安定性)の調整もできるようになっているのです!!!

5s2000その2 

リアはキャスター調整のカムは無いですがキャンバーとトーの調整ロッドがあります。

s2000その2 6

 

偏心カムとは!!!

偏心カムとはボルトのワッシャー部分の形状が卵形になっておりそのボルトを回すことによりナックルとアームの距離が伸び縮みしてキャンバーやトーが変わるという画期的なものになります

だが、実際にこれでキャンバーが変わる!!と思い例えばキャンバー調整ボルトだけをいじるとキャンバーはもちろん変わりますが、トー角も変わって偏磨耗を起こすことがあります。

それは例えば、リアだけキャンバーをもっと寝させるように付けたいと思い上のリアキャンバー調整カムを寝かせる方向にキャンバーを動かします。するとキャンバーは付きますが後ろの偏心カムが伸びるためタイヤを上から見るとフロント方向のタイヤが引っ込んでしまいます。つまりトー角が変わってしまったのです

トー角が変わることによってタイヤの偏磨耗は起きやすくなりますのでもしかしたらこのままだとリアタイヤはすぐダメになってしまう可能性も出てきます。

ですのでアライメントはプロに任せておくのが一番安全だと自分は思います。

西東京店は全国のGTNETの中唯一アライメントテスターを持っている店舗です。

なのでアライメントに熟知しているスタッフも常駐しておりますのでもし何か気になることが御座いましたらご連絡ください!!

次回はS2000のダメなところについて書いて行きたいと思います!!!