新年明けましておめでとう御座います！
皆さんはどんな年末年始を過ごしましたか？
僕は美味しい物をたくさん食べ過ぎて太ってしまいました！！泣笑
西東京店は３日から元気よく営業しております！
さて、今回の内容は以前オールペイントしたS2000の続きになります。
作業に取り掛かっていきましょう！
↑前回は磨きまで完了しピカピカのボディに仕上がりました。
せっかくピカピカのボディになったのに幌が天日で褪せていたら台無しです、、、。
ということでお客様の要望で幌を新品に交換することになりました。
↑まずは取り外す作業からになります！
幌交換は車種によって大変な作業になりますがS2000は比較的簡単な部類に入ります！
ん、、、？？手馴れているからか、、、？(笑)
S2000の幌交換は手馴れた人で大体3時間～４時間くらい掛かります。
まず、トランク内の内貼りを全て取り外し、スペアタイヤも降ろします。
幌を半開きの状態にし室内か内貼りを取り外していきます。
S2000の内装は隠しネジが多いので無理に外そうとすると破損してしまう
ので要注意です！！
膣内側とトランク側からアクセスしながら取り外すのがポイントです。
↑ウェザストリップを切らないように取り外したらリベットで数か所止まっているのでドリルと
ベルトサンダーを使用し取り外していきます。
後はリヤ側になりますが、１０ミリのナットで固定されているだけなので簡単に外せます。
これで幌自体の取り外す工程が完了しました！
↑こちらが新品の幌になります！
↑取り外した幌と新品の幌を見比べると色の違いがよく分かりますね！！笑
ちなみにこちらのS2000は前期の車両になるので窓の部分がビニール製になりますが
せっかく新品に交換するのでビニール製ではなくガラス製の幌にグレードアップです！！
↑こちらは幌の骨格を支えているバンドになりますが劣化により伸びきっています、、、。
こちらも新品に交換します！
リベットで固定されているのでドリルとベルトサンダーで取り外します。
↑左が取り外したバンド、右が新品のバンドになります。
これだけ伸びきっています、、、。（笑）
同じ手順で新品のバンドをリベットで固定します！！
↑続いて後ろ側の骨格になります。
ビニール製の車両には後ろ側に幌を支えるバンドがありませんが、
ガラス製の幌になると後ろ側にも幌を支えるバンドが追加となるため加工が必要になります。
↑バンドをリベットで固定するために穴を開けます！バンドが少し斜めになるため
正確な位置を出します。
傾き方が変わると幌を乗せた時に弛んだりシワが寄ったりするので注意して穴を開けます！
↑後は、バンドをリベットで固定します。これで幌を乗せる骨格の下準備が整いました！
↑ガラス製の幌になるとガラスに熱線が入るためハーネス、スイッチ類を加工して
取り付けるようになります。
↑シフト周りの内貼りを取り外しサイドブレーキの横に車体側から熱線用のカプラーが隠されて
いますのでこちらに緑のカプラーに差し込みます。
背もたれ側を這わせてハーネスを後ろに引きます！アース線なども純正のアース線に割り込ませるので
簡単な作業になります。
↑続いて、運転席下にあるヒューズBOXで３つ並んでいる左側の空いている場所に
熱線のリレーを差し込みます。
↑スイッチはこちらの小物入れの部分に取り付けします。
↑簡単に取り外せるかと思いきや、、、
さすが純正！！
しっかりと小物入れが樹脂で溶かして固定されていました！（笑）
ハンダを使用し一度溶かして小物入れを取り外します。
↑左が取り外した小物入れ、右がスイッチになります！
こちらを外した逆の手順で取り付けします！
これでスイッチ周りの作業が完了しました！
↑最後にトリムの加工になります！
トリムにホールソーで大き目な穴を開けてハーネスを通します。
これで準備が整い幌を乗せる工程に移りましょう！！
↑前側から位置を決めて固定していきます！
リベットの位置など印があるので正確に取り付けることが可能です！
ただ、注意しないといけないのが幌が新品なので伸びずに無理に引っ張ってしまうと
幌が切れてしまうので均等に幌を伸ばしながら固定するのがポイントです！！
↑こちらの張り合わせ部分はのりで貼り付けます！
今回は強力で剥がれにくい３M製の生地専用ボンドを使用し貼り付けました！
↑ボンドがしっかりと固まるまでプライヤーで押さえておきます。
あまり強く挟んでしまうと幌に跡が付いてしまうので軽く抑える程度で
挟むのがポイントです！！
これで幌交換の作業が完了しました！
作業も着々と進んでいますがまだ大掛かりな作業が残っています、、、。
今回のブログは以上になります。
次回の作業メニューは完全ハンドメイドの作業になります
ので是非お楽しみ下さい！！
