皆様こんにちは!! 西東京店のTでございます!!

今回は一年点検で来店してくださったアコードユーロRについて書かせていただきます!!

CL7 一年点検1

アコードって大人のセダンとイメージする人は多いと思いますがこのCL7はユーロRと名が付くだけあって大人のセダンと言うよりかはバンバン走りたい!けど人も乗せたい!!と言う方のためのスポーツカーという立ち位置だと僕は思います。

では早速作業のほうに取り掛かりたいと思います。

CL7 一年点検 2

最初にエンジンルームのチェックから入ります。VTEC搭載車はオイル管理が直にエンジンにダメージが響く車両なのでより細かく見て行きます。

まずこの青丸(ヘッドカバー)、ここら周辺からオイル管理が悪い、経年劣化等でエンジンオイルが滲み出たり、漏れてくる固体があるので周辺を徹底的に見て行きます。

CL7 一年点検 3

次矛のオレンジ色の円で囲っているところ、ここは「スプールバルブ」と言われVTEC搭載車にしか付いてない部品です。

ここでVTECの切り替えが行われておりここからオイル漏れが発生すると最悪VTECの切り替えができなくなります。

今回のCL7には「K20A」エンジンが搭載されていますがこのエンジンでスプールバルブからエンジンの漏れ、滲みが発生している固体は自分が見てきた中ではあまりいませんがHONDAエンジンの要なところなのでしっかり見ていきます。

今回のCL7のヘッドカバーやスプールバルブからの漏れは一切無くほとんど綺麗な状態でした。

ちなみに余談なのですが、スプールバルブがよく滲んだり漏れたりしている固体が多かったのはEK9(シビックタイプR)DC2(インテグラタイプR)などに搭載されているB型エンジンで、やはり生産されてから約20年以上経過していますので経年劣化が主な原因となっております。

次は室内のペダル類です。

CL7 一年点検 4

これはクラッチペダルの根元のクラッチマスターシリンダーです。

ここがこの年式のホンダ車(例 FD2 シビックタイプR DC5 インテグラタイプR)が結構弱くて漏れていたり滲んだりしてる車が多いので点検する際は必ず見ています。 ちなみにここが漏れていると最悪クラッチフルードが全部無くなりクラッチペダルが踏んでも戻らなくなり動けなくなります。。。

ここで1つ今回はCL7のチューニングカスタマイズについてお話して行きたいと思います。

実はこのCL7エンジンは皆様ご存知であるかと思いますが「K20A」と言うエンジンが積んであってFD2、EP3、FN2シビックやDC5インテグラと同じエンジンですが車種ごとに特性が違います。

CL7の場合はDC5とほとんど特性が似ていますが車重の関係性でDC5の方が加速感もあり速いです。。。

なのでまず真っ先に軽量化をするのをお勧めします!! 軽量化することによって見た目もカッコよくなるので見た目も気にする方必見です笑

軽量化パーツその① カーボンリアトランク!! CL7のリアトランクは純正で約9Kgありますが、M&M HONDAやHONDATWINCAMの軽量トランクは大体5kgを切る軽さとなっております。

後個人的にこのカーボンリアトランクを装着したCL7はノーマルよりスポーティーに見えとてもカッコよく見えるのでお勧めです!!

軽量化パーツその② 軽量ボンネット!! CL7のボンネットは約16kgありとても重く、更にFF車なのでFR車等に比べるとフロントヘビーになります。 フロントヘビーになるとスポーツ走行をする際、ブレーキの負担が大きくなったり、アンダーステアがでやくなったりと、デメリットがたくさんあります。なのでFF車のフロントの軽量化はスポーツ走行をするにあたっては必須だと自分は思います。(ちなみにspoonさんのカーボンボンネットだと純正の約半分の軽さの8.2kgになります)ホンダ系チューニングショップの有名所のほとんどが出していますのでお客様のお好みのメーカーを当店でご一緒にご相談することも可能です。

話がずれてしまったのでここで点検のほうに戻しまして今回クラッチマスターの方は漏れにじみ等もありませんでした。

次回は下回り、ブレーキ周りについて書いて行きたいと思います!