皆さんこんにちは、西東京店のTでございます!!
さて、今回は西東京店で製作されたワイドフェンダーFD3Sの入庫チェックのほうを行っていきたいと思います!!
見てください!! このFD「GT300で出場しているよ!!」と言われると「確かにこんなFDでてるかも!」と思ってしまう程カッコよくて思わず入庫チェックしている僕自身も欲しくなってしまいました笑
ちなみにこのFDのボンネット実はスーパー耐久シリーズで使われていた同じ物をつけてるのでS耐マニアは必見と思われます笑
そんなこんな興奮しながらも作業を開始します笑
まずはエンジンルームから見て行きます。
まず、エンジンルームの点検ではベルトの劣化具合、エアクリーナの状態、ラジエターホース、エンジンオイルの漏れなどを見ます。
ここで1つエアクリーナの話をしようと思います。まず皆様ご存知かと思いますがエアクリナーにも種類がたくさんありまして定番のむき出しタイプ
俗に言う毒キノコですね笑 それとステンメッシュタイプ、純正形状タイプがあります。
純正形状タイプにはオイルが付いているタイプと、付いてないタイプがあります。
オイルがついてあるタイプだと細かいごみまで吸収でき、エンジンライフは長くなりますがオイルが付いてないタイプよりかは吸気抵抗があるためパワーアップの幅は少なくなります。
次に社外のむき出しタイプのスポンジタイプのエアクリーナ等はつけただけだと逆にパワーダウンすることがあるのと、こまめにむき出しのスポンジタイプなら交換、ステンメッシュタイプですと洗浄をしないとごみがエンジン内に入り最悪ブローする恐れがあります。
先ほどの何故スポンジタイプのエアクリーナを装着しているとパワーダウンにつながるかと言いますと確かに吸入空気量と吸気抵抗は純正品よりかは格段に上ですが、空気を吸う体積は仕切りがないと純正品より劣るからです。
それは、空気は冷えた空気のほうが酸素分子数が多くなり密度が大きくなるのでいっぱい空気をエンジンに送ることができ、ガソリンをたくさん燃やせる=トルクが上がる=パワーがあがるに繋がります。
ですのでむき出しのスポンジタイプのエアクリーナ、ステンメッシュのエアクリーナは遮熱板をつけたり、エンジンの熱が伝わりにくいところ、フロントバンパーやグリルにエアクリーナー用の通気口がある場所に設置すると効果が発揮されます、もしエアクリーナについて質問や相談がございましたら是非ご連絡ください!
ちなみに今回のFDには純正形状タイプの社外のドライエアクリーナが付いております。これは純正品も開発側が緻密な計算をして理想的なものをつけているものなのでエアクリケース、ホースを使用することにより吸気温度を下げることができ、社外フィルターだと純正品に比べると吸気効率も上がるのでパワーアップが図れます。それとコストパフォーマンスにも優れているので一番お手軽にパワーアップできる方法でもあります笑
作業の方に戻りますが、エンジンルームはスパークプラグに劣化が見られたので交換しました。それについては後日ブログの方にアップさせていただきます!
その他冷却水、エンジンオイルの漏れもありませんでした。
次回は足回り、下回りについて投稿します!!