スバル ( SUBARU ) インプレッサ ( IMPREZA ) 22B-STi VERSION

こんにちわ!今回はボディ偏No.3になります。

今回はドアをボディから取り外し塗装するにあたってドアの内部のパーツを取り外していきます。
バンパーやボンネットよりも細かなパーツで構成されていますのでクリップなど気を付けて取り外し、ハーネスも損傷しないように注意して引き抜きます。

IMG_2415

取り外したパーツたちです。なかなか見る機会はないと思いますがこれだけのパーツで構成されています。

IMG_0295

この作業の注意点はガラスを引き抜く作業です。無理に引き抜こうとすると破損したり割れてしまいます。
取り外したガラスがこちらになります。よく見てみると薄っすらと白いキズが入ってます。

IMG_0299 IMG_0300

原因はこの黒い棒になります。通称レールと言われパワーウインドゥを上下に動かす時にブレを出さないようサポートしてくれる役割をしています。
長年使用しているとレールに歪みが生じこのようにガラスに負担をかけ傷が入ってしまいます。

IMG_0296

続いてドアパネルの内側を見てみるとシーラーが割れています。
シーラーというのは弾力のあるゴム状のもので、水の侵入を防ぐ役割をします。
一般的にはコーキングとも言われ家庭の水回りにも使用されています。
ドアパネルも表と裏、二枚のパネルで構成されていて張り合わせた部分から水が浸入しない為にシーラーが使用されています。

IMG_2412 IMG_2358

シーラーを綺麗に入れ直す為に一度割れているシーラーを剥がします。

IMG_2414 IMG_2415

綺麗に剥がしたらシリコンオフで脱脂し新たにシーラーを入れます。

IMG_2459

↑こんな感じです!!
ちなみにこのシーリングは専用のガンを使い、手でラインをひきますが、
このライン引きがとても難しく、職人歴10年以上の熟練した職人さんでも
10人に1人くらいしかできません。
GTNET西東京店にはそんな職人がいます!!
事故車などでお困りのお客様のサポートを致します!!
次回アップも楽しみにしていてください!!