スバル ( SUBARU ) インプレッサ ( IMPREZA ) 22B-STi VERSION
こんにちわ!今回はボディ偏No.6になります。
大掛かりな作業な為、提携しているボディーショップさんでの作業開始です。
まずは錆が酷かった左フロント回りのパネル類を剥がしていく作業からスタートです。
サイドフレームの内部を各隙間から点検しましたが、
腐食が内部まで浸透していることが判明し交換が必要と判断しました。
この際バッテリーを置いていた台座だけではなく、エプロンと呼ばれる
ホイールハウスも交換することにしました。
どんな車も大小さまざまなパネルで構成されており、パネルとパネルはスポット溶接でくっついています。
スポット溶接
スポット溶接とは、溶接しようとするニ枚の金属材料を接触させ、接触部を加圧しながら大電流を流すと電気抵抗により材料が発熱し、
局所的に溶融して接合され、点と点で接合することからスポットと言われいます。
↑このように丸くクレーターみたいになっている部分がスポット溶接されています。
どうやってパネルを剥がすのかご説明します。
スポット溶接されている所をスポットカッターで一つ一つ剥がしていきます。
スポットカッター
スポットカッターと言うのは、一見普通のドリルの刃と同じにみえますが先端の形が違います。
先端が普通のドリルの刃とは違い平らになっています。なぜかと言うと二枚張り合わさるパネルの上側のパネルだけに穴を開けるからです。
一見簡単そうな作業に思いがちですがすごく難しく技術が問われます。力加減や手の感覚で穴を開けるので経験が肝になります。
かなりの数のスポットを剥がすため時間はかなりかかります。
↑取り外したパネルがこちらになります。
↑取り外したパネルを見ると内側まで錆ていました。
↑ボディ側になります。なかなかこんな姿は見れませんね!!
次回のもなかなか見れない作業内容ですので楽しみにして下さい!
※一部モザイクが入った画像がありますが、職人の技術的な問題から
ボディーショップさんの意向でお見せることができませんがご了承ください。