皆様、こんにちは。 火曜日は雨が降るのか微妙な天候で一人ツーリングに行こうか迷いましたが諦めました(>_<)
最近の話ではないですが天候、気温とおかしいですね(ー_ー)!!
寒暖差も激しいので皆様もお体ご自愛くださいね。
本日もAE86 ワイドフェンダー レストア メカニック編の続きになります。
前回のAE86 ワイドフェンダー レストア メカニック編 Vol.6・燃料タンクのブログに引き続きボディ完成後の為に取り外した部品の組込準備を行っております。
エキマニのサーモバンテージの補修になります。
画像を見てもらってもわかるようにボロボロに朽ち果てています・・・
皆さんもエキマニを入れている方、カー雑誌の写真で見たことはある方が多いと思いますが何で巻くのかわからない方もいらっしゃるかと思います。
簡単では御座いますが今回もメリット、デメリットをお伝えいたしますね<m(__)m>
エキマニにサーモバンテージを巻くメリット
・エンジンルームの熱害防止、吸気温度の低下など。 ほとんどの方がこのメリットの為に巻くのが殆どだと思います。
・NAでは低速トルクの向上、ターボの立ち上がり向上。
・最高出力の向上(ただし微々たるもので体感などは出来ないと思います)
お次にサーモバンテージを巻くデメリット
・エキマニの寿命低下(割れ、クラックの発生)。 サーモバンテージを巻くことによって一番のデメリットになります。サーモバンテージはエキマニの熱を遮断するのではなく断熱をしています。NAエンジン(自然吸気)の場合、排気温度が700~800℃位になります。サーキット走行などをしていない限り常に高温を維持していることはあまり御座いませんよね。一般道の場合は信号での停止、街中ではアクセル全開などはほとんど御座いません。その高温と冷却を繰り返すことによって、膨張と冷えて縮小を繰り返すことにより亀裂が入ることがあります。温度差で亀裂が入るわけではないですが繰り返すと金属はダメージを受け続けているのです。その結果、エキマニが割れたり、溶接部にクラックが入ります。
・意外とサーモバンテージの寿命が短いので、定期的に巻き直しが必要。と言った感じです。その他にも御座いますがサーモバンテージを巻くことによる代表的なメリット、デメリットになります。
オーナー様に新品の提案を致しましたが後々には5バルブの4AGに載せ替えるかも?と言うことで今回はサーモバンテージの巻きなおしになりました。
巻きなおし後の画像になります。
今回は今まで使用していたエキマニを補修して再使用致しますがGTNET 西東京店では新品もお取扱い致しております。
このメーカーのエキマニが欲しい!、エキマニが欲しいけどどのメーカーがいいのかな?といつでもご相談ください!
車好きなスタッフがお待ちいたしております!!