皆様、こんにちは。
GTNET 西東京店は毎日、寒さに負けず元気に営業致しております。
本日はAE86 ワイドフェンダー レストア メカニック編 Vol.2をお送りいたします。
前回ブログAE86 ワイドフェンダー レストア メカニック編 Vol.1でおおよその現状確認が出来ましたので
引き続きエンジン脱着を進めていきます。
上の画像を見ていただいてお分かり頂けると思いますがトヨタ AE86は昭和58年発売の車になり(初期型ですが)
34年選手になります、現行車のようにハイテクな物もついておらずグレードによってはパワーステアリング、パワーウィンドすら
付いてない時代なのでエンジンルームもスカスカ(悪い意味では御座いませんよ!!)です!
ちなみにエンジンルームがギチギチの代表車ニッサン スカイラインGTR BCNR33型の画像です。ニッサン スカイラインGTR 在庫車
平成7年の車両ですが当時ニッサン スカイラインGTRといえば車好きならだれもが認める世界最強とまで言われていた車種で当時ではハイテクな
装備がこれでもかと言わんばかりに搭載されていたので隙間もない位にエンジンルームが詰まっております。
ちょっと話がそれてしまいました・・・・が取り外しも比較的に楽に進められます。サビでの固着も殆どないのでトラブルなく順調にラジエター、マフラー、エキゾーストマニホールド、ミッションASSYを取り外しました。
作業している途中で何度も思いましたがここまでトラブルなくスムースに作業が進むこと自体がこの年式の車にしては奇跡に近いです!!
これもオーナー様の日頃のメンテナンスのおかげだと思います。この様なレストア作業をするときに正直金額の差が出てきます。
皆様も大事にお乗り頂ければ今後のメンテナンス費用、レストア時の費用もだいぶ浮かせることが出来ますよ。
クラッチの方もフライホイール、クラッチディスク、クラッチカバーと何の問題もなく再使用出来る状態ですが今回は特別メニューが待っておりますので
フライホイール(純正ミッションASSYも!?)以外は使用致しません!!!お楽しみにお待ちください!
残りはエンジン本体をエンジンルームから取り外します、エンジンクレーンと言われるツールで吊り上げます。ここで注意なのがボディ(エンジンルーム)に傷をつけないことプラスチックパーツを破損させないことです。軽量4気筒エンジンとはいえ重量は約150Kg程あります。軽く当っただけで簡単に傷、パーツ破損致します。どうせボディレストアするからとかエンジンパーツも交換するからと言って作業は致しません。プロは絶対にそのようなことは許されません!!
エンジン脱着時の一番、神経を使うところです。一人でも行える作業では御座いますがボディスタッフに手伝ってもらいながら慎重に作業を致します。
無事にエンジンルームからエンジンASSYを脱着致しました。取り外したエンジンはこれからタイベル交換、ハーネス点検、ホース類交換、再塗装と致しますので
エンジンスタンドに取り付けて保管致します。
エンジン脱着後のエンジンルームです。バッテリートレイ部などにサビは御座いますがとても30年前の車両とは思えないくらいにきれいです。
AE86の弱点の一つ、サイドフレームとバルクヘッドのシール部も殆どダメージが御座いませんでした。あまり過激な走行が行われていない車両だったみたいです。
エンジンルーム内、最後の作業はボディスタッフと再使用パーツ、塗装パーツ、不要なパーツを打ち合わせをし終了となります。
GTNET 西東京店ではフルレストアはもちろんのことエンジン脱着までのオールペイント、車両購入時のエアロ取り付け・オールペイント、擦れ傷の板金塗装、ご予算に応じたレストアも随時受け付けております。また、事故による保険修理も行っております。
経験豊富過ぎるスタッフが的確にアドバイス致しますのでご相談、ご来店お待ちいたしております。
年内も30日まで営業致しておりますのですべてスペシャルプライスにて提供致します!!
皆様のご来店、スタッフ一同お待ちいたしております。