皆様、こんにちは。 平昌オリンピックも始まりましたね。まだ、メダルが一つも取れておりませんが頑張ってほしいですね。
頑張れニッポン!!!
本日は引き続き、スバル インプレッサ 22B-STiバージョン 足廻り・駆動系・ブレーキ レストアをお送りいたします。
VOL.4です。スバル インプレッサ 22B-STiバージョン 足廻り・駆動系・ブレーキ レストア VOL.4
前回はナックルASSYを取り外すところまでお送りいたしましたので今回はハブベアリングの交換を行います。
先ずは古いハブベアリングの取り外しです。ハブベアリングはナックルに圧入されておりますので簡単には取り外せません。
画像のプレス機を使用し、ベアリングを取り外します。取り外したベアリングは画像的に汚すぎるので申し訳ございません、割愛させて頂きます・・・
お次はハブ部分に残っているハブベアリングの内輪を取り外します。
ハブベアリングの内輪部もハブに圧入されておりますのでプレス機を使用し、取り外します。
この際にハブ部分の点検も行います。サビは御座いますがベアリング内輪部は問題ない為、サビを落とし再利用致します。
こちらが今回交換するベアリングのパーツになります。
上からハブベアリング、クリップ、インナーオイルシール、アウターオイルシールになります。おおよその車のハブベアリングはこのような部品で構成されております。
各部品をご存じない方にご説明を!!
今回の作業のメインとなっているハブベアリングです。
こちらは車軸とタイヤをつなぐ「ハブ」という部品に使われていて、車体の重さを受け止め、車輪を潤滑に回すという重要な役割をしていて縁の下の力持ちといったところです。
次はクリップです。ハブベアリングは圧入でナックルに取り付けられておりますが万が一の二重のロックのような働きをしています。
最後にオイルシールです。こちらはベアリング同様に車の色々な所に使用されており、内部からの液体(オイル、グリス)の漏れ、外部からのゴミの侵入を防いでおります。
上記全て、再利用は不可の部品になります。
さて、お次は新品のハブベアリングを取り付けていきます。
もちろん圧入ですのでプレス機を使用致します。
圧入時の注意点は真っ直ぐに圧入していくことです、ここで斜めに無理やり入れていくとナックル、ベアリングが使い物にならなくなってしまいます。
専用の治具(真っ直ぐ圧入出来る道具)を使用することで真っ直ぐにベアリングを圧入することが出来ます。
徐々に確認をしながら圧入していきます。問題無く圧入しましたらクリップを入れ、オイルシールを圧入致します。
真ん中の白いプラスチック部品はベアリング内輪が脱落しないようについている部品でこの部分にハブが圧入されます。
最後にハブを圧入していきます。こちらもベアリング同様に徐々に圧入していきます。ベアリングと違うのは圧入しながらナックルがスムースに動くか確認しながら回しながら入れていきます。
次回はいよいよ組込作業に取り掛かって行きたいと思います。
GTNET 西東京店は車両販売はもちろん、純正パーツ取り寄せ交換からチューニング、ドレスアップ、板金塗装、事故板金、任意保険、車検とお車に関することなら何でも行っております。車種も軽自動車から1BOX、もちろんスポーツカーまで幅広く対応致しております。
遊びに来て頂くだけでも大歓迎ですので皆様のご来店、ご相談、作業予約とスタッフ一同お待ちいたしております!!!