皆さんこんにちは!!西東京店のTでございます!!!

今回はホンダが本気で作ったtype Rとはまた違ったピュアFRスポーツカーS2000についてお話して行きます。

S2000はホンダがS800以来29年ぶりに製造した本格FRスポーツカーで、前期後期が分かれておりAP1はF1と同レベルの超高回転型エンジンF20Cを搭載しAP2では高回転型エンジンのデメリットである低回転のトルクが無いのを改善するため2.2Lに排気量を上げF20Cより最高回転数は劣るが低中速のトルクアップを果たしたF22Cを搭載しています。

よくAP1はピーキーな特性でドライビングスキルが高い人向けだがAP2はピーキーさが無くなり誰にでも乗りやすい仕様になっていると言われています。

そして何よりこのF20C,22CはI-VTECではなくVTECエンジンなのでまたスポーツしてる感じを痛感させます。

VTECとI-VTECの違いとは???

皆さんVTECの構造はご存知でしょうか? VTECとはそもそも【バリアブル バルブタイミング アンドリフト エレクトロニック コントロールシステム】の頭文字から取った略語であり、エンジンの回転数が一定以上の回転数になったときにカムシャフトのハイとローが切り替わる構造になっています。

EK9

一方I-VTECはVTC(日立製)が加装備され、連続可変機構と言う構造になっており、吸排気のバルブの開閉がエンジンの負荷に応じて連続的に行われるようになり高出力化して、燃費も向上し、更に排ガスも基準達成もするすると言う非常に頭のいいシステムです。

s2000 2

これによりVTECとI-VTECでまったく味の違うエンジン特性になっています。

それとS2000にしか搭載されていないとても面白い代物があり当時の最新技術VGSと言う物がありました。

VGSとは?

VGSとは、ハンドルの切れ角が車の車速に対して変化するシステムで低速域ではステアリングの切れるスピードがゆっくりになり、逆に速い場合はステアリングの切れるスピードが速くなり更にどのスピード領域でもハンドルのロックトゥロックは普通のクルマの半分以下というなんとも運転しにくいシステムです笑

ちなみにタイプVにしか装備されていません。

こんなS2000ですけども某クルマ雑誌のスポーツカー企画で堂々の100点を出すなどスポーツカーとしも最高のクルマと賞賛されたり、モータースポーツでも2017年までスーパー耐久で、現行のトヨタ86、BRZと互角に渡り合える性能で表彰台も獲得しています。

ただS2000も発売からもうすぐで10年経ちますのでどんなに走行距離が少なくても劣化で痛んでいるところが出てきています。

(B型エンジン搭載車よりかは痛みは少ないけど笑)

今回はパーツが生産終了する前に直しおきたいところと注意する箇所についてもお話していきたいと思います。

そう、次回にね!!!

冒頭でこんなに話してしまったので今回はここで一旦終わりにします(文字だけしかなくてほんとにスミマセン・・・汗)

次回お楽しみに待っていてください・・・・笑