スバル ( SUBARU ) インプレッサ ( IMPREZA ) 22B-STi VERSION
こんにちは!ボディ偏No.17になります。
今回はボディ色の塗装になります。前回は下色塗装しその上からボディ色塗装します。
念入りに脱脂しベースを塗装します。
まずは2~3回くらい塗装しサフェーサーが透けてないかチェックしながら色を染めます。
次に必要に応じて中研ぎをします。
中研ぎとは塗装した塗装面に付着した小さなホコリやブツなど取り除く作業になります。
中研ぎが終わったら色ムラを出さないように仕上げ塗装してしクリヤーを塗装します。
ここで、クリヤー塗装はとても重要になります!!
「塗り肌」と言われ、クリヤー表面の凹凸のことを表します。
塗り肌は車種により異なるので、元の肌に仕上げるのがスプレーマンの腕の見せ所です!
「塗り肌」に関してもう少し説明すると、
古い車は、新車製造ラインで艶を出す為にクリヤーを厚めに塗装されています。
これは「ゆず肌」や「鏡面肌」などと職人の間では言われています。
最近の車は、新車製造ラインにて各メーカーの塗料性の向上から、クリヤーを薄く塗装しても艶がでています。
しかし、薄く塗装されているかわりに塗り肌が荒くなってしまうのが現在の車の難点です。
塗装に関しては、各自動車メーカーは特に力を入れており
製造ラインで塗装は機械が行うのがほとんどですが、
高級車は職人が手作業で行うメーカーもあります。
今回の22Bはオリジナルを再現しておりますので、塗り肌も控えめの「ゆず肌」で仕上げております!
↑クリヤーを塗装して作業終了です。艶も新車同様になりました。
↑新車同様下色の上にボディ色が馴染みました。これで塗装の一連の工程は完了です。
次回アップもお楽しみ下さい。