こんにちは!

セリカ ST205 GT-FOUR WRC仕様 オールペイント Vol.3になります。

前回の作業はボディの塗装まででしたが、今回のブログは細かなパーツの塗装になります。

まずはバンパーなどの樹脂パーツの飛び石や傷などを直していきます。今回のセリカは酷い傷などはなく傷をダブルアクションを使って削り落としサフェーサーで仕上げました。

傷の深さにも寄りますがセリカの場合は#180番から研ぎペーパー目を消すように#240番→#320→#400番で仕上げサフェーサーを入れます。

続いてボディ同様耐水ペーパーで研ぎ、#600→##800→#1300の順番で仕上げます。

バンパーの下処理で重要なのは裏側に付着した泥や汚れをスコッチを使い綺麗に水洗いします。他のダクトやアウターハンドルなどのパーツも汚れなどを綺麗に落とします。

やはり、塗装する際にゴミの付着が軽減されるからです。この作業も仕上がりに大きな影響が出るため重要なポイントになります。

シリコンオフで念入りに脱脂し塗装に入ります。

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↑ベースコートを吹きゴミが付着したら中研ぎを入れます。ゴミの付着が無いように仕上げたら

クリヤーを吹いて塗装が完了です。

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↑続いてリヤスポイラー、ワイパーブレード、ボンネットのダクトなどの黒い部分の塗装が剥がれてしまったり色褪せしていたため再塗装します。

今回は水研ぎではなく空研ぎで仕上げます。まずは塗装が剥がれている部分をスカイと言う#500番目のペーパーを使い塗膜の段差がなくなるように削ります。

シリコンオフで脱脂しミッチャクロンを吹きます。ミッチャクロンとは塗料の密着を良くするプライマーの事です。

続いてブラックのベースコートを吹き他のパーツ同様ゴミの付着が無いように仕上げます。

艶消し仕上げのため、クリヤー(主剤100)に対してフラットベース(艶消し剤100)の希釈で塗装します。フラットベース(艶消し剤)とはクリヤーとの希釈量によって艶をコントロールすることが出来ます。

これで細かなパーツの塗装が全て完了しました。

次回のブログは磨き組み付けの内容になりますので是非お楽しみ下さい。